逆流性食道炎になったら嘔吐は避けろ!吐かないことが予防と悪化防止に繋がる
ちょっと警告的な記事になってしまうのですが、あらかじめご了承ください。
逆流性食道炎の症状として「嘔吐」があります。
また体調が悪くなって嘔吐したときに吐血する場合もあります。
逆流性食道炎に悩まされている方はとくに「嘔吐しないように心がけてください」
ご安心を、あなたの逆流性食道炎は私が治します。
嘔吐により胃酸が逆流する
嘔吐やもちろん、吐き気を感じたり、えづいたりすることで胃酸はのど元まで込み上がって来てしまいます
そこで食道に胃酸が掛かることで炎症が発生することや症状が悪化する危険性があるのです。
逆流性食道炎の症状としての嘔吐や、それとは別に飲み過ぎや体調不調での嘔吐もしないことを心がけてくださいね。
胸に胃酸が込み上がって行くことを「呑酸(どんさん)」と言います。
呑酸感に悩まされてる場合は、「胃酸の分泌量が多くなっている」傾向にあるので、
なるべく胃酸を必要以上に分泌させないようにするとよいでしょう。
胃酸の分泌量は日々の食事で調整することができますよ!
- 呑酸(胃酸が口元まで逆流して感じる不快感)
- 嚥下障害(のどがつまり、食物が飲めなくなる)
- 胸焼け
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吐血の原因は?
嘔吐した場合、その時に口から吐血してしまうことはありませんか?
体の内部で出血している場合に、嘔吐したものや唾液と一緒に血が出て来る場合があります。
その吐血はもしかしたら他の病気の可能性もあるのですが、
胃酸と一緒に血が口から出て来た場合は、食道が出血している可能性が高いです
逆流性食道炎の症状なのか、それともそうではないのか?
気になる方は病院に行き検査を受けてみてはいかがでしょうか?
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自覚症状に気をつける
吐き気、嘔吐、えづくことに悩まされているなら
- いつ
- どこで
- どんな時に
- どのような症状なのか(詳細に)
これらの自覚症状をしっかりと覚えておいてください。
食事の後は少し嘔吐しやすくなる、コーヒーを飲んだら胃が痛くなり吐き気を催す
など、特定のケースがわかると改善もしやすいですよ。
咽頭が炎症で起こる症状
嘔吐やえづきを繰り返していると喉の咽頭部分がかなり炎症していきます。
自覚症状以外に以下の症状に悩まされていることはありませんか?
- 慢性的な咳がでる
- 声がかすれたり、発音にくくなる
- 声質が変化する
- 声帯にポリープができる
- 喉がイガイガする
- 吐き気がひどい
- 嚥下障害(のどがつまり、食物を飲み下すことが困難になる)
どうですか?言われてみたら、たしかにこのような症状に悩まされている!なんてことはありませんか?
喉に胃酸がかかるということはそれ以上に食道の粘膜は傷ついています。
だからもしあなたが逆流性食道炎の嘔吐やえづきを感じているなら、今すぐ改善させるようにしてください。
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冒頭でもお伝えしましたが、
吐くだけではなく、吐き気を感じるだけでも胃酸が飲み上がって行き食道に胃酸が掛かって行きます。
嘔吐は癖になることが多く、精神的にも辛くなることもあるので、お体には十分に注意を払ってくださいね。