げっぷが招く逆流性食道炎!呑気症で悪化!心得るべきはストレス解消!
1日するげっぷの回数は何回くらいですか?
げっぷは胃の中の空気やガスを外に排出する大切な行為なのですが、
逆流性食道炎患者がげっぷをすると、空気やガスと一緒に胃酸が逆流してしまう恐れがあるのです
またげっぷが多い人は呑気症という病気かもしれません。
逆流性食道炎患者で呑気症を患っている人は意外と多いので改めて注意していきましょう!
胸焼けを頻繁に感じて辛い思いをしている人もこの記事を参考にしてください。
成人だと平均で1日13-15回くらいです。
ゲップを繰り返すことで胃の中に溜まった胃酸が喉元まで逆流し、結果的に逆流性食道炎を悪化させ、重症化させる恐れがあるので注意してください。
Contents
症状を重くしてしまう危険性がある
ゲップが多いと逆流性食道炎を重度化させる恐れがあります。
なぜかというと胃の中に溜まった空気がげっぷとなって吐き出されるときに、その中に胃酸が含まれて来るからです。胃酸を多く含んだげっぷはより食道を炎症させてしまい、喉を焼いてしまう危険性もあります。
自覚症状を感じている人は気をつけてください
自覚症状がなかったとしても知らず知らずのうちにげっぷに胃酸が混ざって食道を炎症させていることもあります
げっぷに混じった胃酸で口元まで逆流してしまい結果的に歯を溶かしてしまう危険性もあります。
「みぞおちが痛い」「食道が痛い」「のど元が痛い」人も注意が必要です。
他にも
- 慢性胃腸炎
- 食道がん
- 胃潰瘍
これらの疾患を引き起こしてしまうこともあるので、げっぷに多くの胃酸が混じってしまう方はまずは食生活からみなおしてみましょう。
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逆流性食道炎患者のための食事指導!〜食べ物から食べ方まで〜
逆流性食道炎患者のための食事指導に関しては上記の記事を参考にしてくださいね。
自覚症状はありますか?
呑気症(空気嚥下症)という病気について
冒頭で「成人が1日にするげっぷの回数は平均で13-15回」と言いましたが
1日に20回以上げっぷを出しているなら呑気症という病気かもしれません。
ストレス多寡のため知らず知らずのうちに空気を飲み込んでしまう病気なのですが、
人は食べ物を食べるとき、飲み物を飲むときに一緒に空気を飲み込んでしまいます。
呑気症は無意識的に空気を飲み込みすぎている病気です
げっぷが多い場合(1日に20回以上)は無意識のうちにたくさんの空気を飲みこんでいる可能性があるのでなるべく飲み込まないように意識してくださいね。
呑気症を患っているとげっぷもそうですが、オナラの回数も多くなります。飲み込まれた空気は胃腸で吸収されるのですが、吸収出来ない空気は腸の動きでお尻の方へ向かいます。
オナラとして外に排出されるのですが、
空気で出て来ているオナラは食べ物が消化した時に発生するガスではないために無臭なのです。
オナラも1日平均13-15回まで出ますがそれ以上オナラが出る場合は呑気症を患っている可能性があります。
汚いとは思いますが、オナラを匂いを自分で嗅いでみて匂いがキツくなかったら無意識のレベルで空気をたくさん飲み込んでいるということになります。
ゲップの数だけではなく、オナラの数も数えてみましょう。
- 呑気症の症状
- ゲップ、耳鳴り、下痢、便秘、背中のこり、肩こり、生理不順、喉の腫れ
呑気症は女性に多い病気ですが、最近は男性患者も増えてきているので油断は大敵です。
げっぷを少なくするためには
- 炭酸水はなるべく飲まないようにする
- 胃と腸のバランスを整える
- 胃の中でガスを放出させないように油分の多い食事は取らない
- ストレスを溜めない
げっぷの原因は口から入ってきた空気や食べ物を消化した時に出るガスが原因です。
ある程度の量の空気やガスなら胃腸で吸収することができますが、胃腸のバランスが乱れているとなかなか吸収されません。
なので胃腸のバランスを整えることはげっぷを減らす効果的な方法なんですよ。
健康のためにストレスは発散するように心がけましょう。運動でもいいですし、カラオケに行って鬱憤を外に排出するのも良いです。
人生は楽しむためにあるもので、病気や疾患でついついマイナスな気分になってしまいますよね。
逆流性食道炎は特にストレスが溜まりやすく、逆流性食道炎は総じてストレス値が高い傾向にあります。食事、運動、睡眠のバランスを整えて、ゆとりがある生活を送るようにしてくださいね。
不眠症に悩まされることはないですか?
呑気症や逆流性食道炎を患っていると、睡眠の質が低下します。
お腹に空気が溜まっていると胃と腸が休むことができないため、体は寝ていても脳が起きている状況になります。
睡眠にはご存知の通り、体と脳を休ませる効果があるのですが、空気が胃に溜まっていると脳は休んでくれません。
結果的に自律神経の副交感神経の活動効率が悪くなり、過敏性腸症候群やうつ病、睡眠障害、胃潰瘍など場合によってはアレルギーを引き起こす危険性もあります。
睡眠の質を上げるように、そしてストレスを体から追い出すようにしてくださいね。
人とコミュニケーションを積極的にとって行こう
ストレスの解消として私がオススメしているのは、人と会話することです。
人と会話することで脳は活性化しますし、自然に笑顔になりますよね。
笑顔は万病の予防として最も素敵な効果があります。最近笑っていますか?笑っていないと頬の筋肉が衰えて魅力が半減してしまいます。
病気のことばかり考えているとメンタルも不調になります。
しっかりと心と体をリフレッシュさせるようにしてくださいね。
怒った顔では誰も近づかないですし、ストレスが溜まっていってしまいます。
- 笑顔が少なくなると発症する病気
- うつ病、強迫性障害、パニック障害、自律神経失調症、喘息、逆流性食道炎、過敏性腸症候群、水虫、チック症、不眠症、手掌多汗症
結論
普段何気なくしているげっぷが結果的に逆流性食道炎を招き、そして悪化させてしまう恐れがあることがわかりました。
1日に出るげっぷの頻度が多すぎる場合は呑気症を患っている可能性があります。
呑気症はストレスが溜まっている時に起こりやすく、空気を無意識に飲み込んでしまう病気です。ストレスを解消させる都とともに、げっぷが出ないように体調管理と食事の管理をしていくことが大切ですね。
胃の運動機能が低下しないように正しい生活リズムで健康的に過ごしていきましょう。
ご安心を、あなたの逆流性食道炎は私が治します。