逆流性食道炎で入院するべき人とは!期間や費用について、手術のケースも
逆流性食道炎が悪化し症状がツライ方や、悪化を防止するために入院を考えている方はいますか?
「いっそ入院して治療に専念する方がいいのかな」と疑問に思っている方や病院でお勧めされて、迷っている方もいると思います。
今回は入院をテーマに関して”すべて”を話します。
中には入院するほどツライ症状を抱えている人もいると思いますが、そういった方はこの記事ではなくて、
「難治性と診断され完治は諦めていた患者を私が薬なしで治した方法とは」
こちらの記事をご覧になってください。
Contents
前提:入院はしっかりと休息をとることが目的
あらかじめ伝えしておくと
手術をするなら入院は必須です(手術に関しては後述)
手術以外で入院を考える際に知っておくべき事柄は
「逆流性食道炎における入院は休息が目的である」ということです。
これまでの日常では改善することが出来なかった食生活を整えることが出来るのですが、
あくまでも休息を取ることが目的なんです。
逆流性食道炎で入院したとしても本当の意味で改善することは難しいです
とくに薬物治療が中心の入院なら症状は一旦は良くなるかもしれませんが、繰り返し入院することになります。
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手術と入院はセット
手術をする場合は、入院は必ずするように病院でも勧められます。
逆流性食道炎で「食道裂孔ヘルニア」(胃と食道を繋ぐ部分がぽこっと変形しているもの)が重度の場合はヘルニアを改善する手術が行われます。
これは実際に体にメスが入るために、大きな負担が掛かります。
または「バレット食道」の場合です。
バレット食道は胃酸が食道に掛かり続けることで、食道の細胞が一部胃の中の細胞と同じように変形してしまうものなのですが、
年齢が高齢であるとバレット食道から食道ガンを引き起こす可能性があるために食道摘出手術が行われる場合があります。
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手術が行われるケース
- 食道裂孔ヘルニア
- バレット食道
- 食道ガン
- 食道狭窄症
- 胃ガン
手術以外でも病院で入院を勧められるケース
病院で
「逆流性食道炎の治療のために一度入院してみてはいかがですか?」と言われることがあります。
食道ヘルニアを患っている人はこのように言われることがあります。
胃酸の逆流が続くと胃と食道を繋ぐ部分が「変形」し、余計に逆流しやすくなっている場合はヘルニアを摘出する必要があります。
しかしこれは稀なケースであることを覚えておいてくださいね
・Barrett(バレット)食道が存在する場合。
・バレット食道とは胃酸の刺激により、食道粘膜の一部が胃の粘膜に置き換わってしまった食道のことで、食道がんの原因になると言われています。
・狭窄、出血など、食道炎の程度が重症の場合・・・など
手術以外で入院を勧告されるケースは珍しいです
精神的な疲れを感じており、金銭的に余裕があるならばアリ
逆流性食道炎の症状は確かにツライですよね。
中には毎日嘔吐してしまったり、
毎朝に成ると胃酸を吐き出すことが習慣化していると肉体的にもそうなのですが精神的にもツライ思いをしている人もいます。
仕事やプライベート、学業で精神的に辛く成ってしまってしまい、鬱病やパニック障害、嘔吐症を引き起こしてしまう人は入院することをお勧めします。
ここでお伝えしたいのは
逆流性食道炎は精神的な病気ではなく、肉体的な病気です。
しかし精神的な疲れや圧迫を感じ、
それが原因となり嘔吐が癖になっている人はその根本的な疲労を取ることが大切。
つまり手術する目的以外でそういった精神的な疲れから逆流性食道炎を患っている人は入院するべきだ!これが当サイトの結論です。
費用と期間
次に費用と期間について話します。
あなたは入院するために必要な費用と入院期間は知っていますか?
厚生労働省が出しているデータを参照すると
入院する時の部屋代は
国民健康保険に加入していないと大体1泊で3万5000円
保険に加入していれば、1万5000円
厚生労働省によると、平均入院期間は約12日とあります。(手術での入院の場合は3-4日程度)
入院すると平均で部屋代42万円もかかります
改善が目的なら入院する必要はない
手術の場合は入院する必要がありますが、そうではなく、逆流性食道炎の症状を軽くしたい、予防したいのであれば、私は入院する必要はないと考えています。
これまで私は400名以上の難治性逆流性食道炎を患っていた患者さんと向き合ってきました。
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私の元へ相談に来た患者さん
- 喉が胃酸でヤケてしまい声がかすれるくらい悪化していた方
- バレット食道になってしまった方
- 症状が辛くて、精神的にも疲れてしまった方
- 何度も病院に行き薬を処方してもらい、薬物治療をやっていたがよくならなかった方
逆流性食道炎は自然治癒力で治るものではなく、正しい治療法を実践しないと治ることはありません。
仮に入院しても病院で適切な克服法を実践しないと、何度も同じ症状に苦しめられますよ。
どうやって患者さんを克服させたのか?