胃酸過多は胃酸過少から始まる!アメリカの研究からわかったこと
今回は胃酸過多と胃酸過少をテーマに扱います。
分泌が減った時のデメリット
胃酸が過少してしまうと、なんと食中毒にかかりやすくなってしまうのです。
一度体内にいれた食べ物がそのまま胃の中に残ってしまい体温で温まってしまうので「菌が繁殖しやすい」環境になるがゆえに食あたりや食中毒に罹ってしまいます。
胃酸が過少してしまうと消化されにくくなので、その分栄養度が吸収されにくくなるので、非常に身体に悪い影響を及ぼします。特にこの症状が見られる場合は
「生もの」は絶対に控えてくださいね。
通常であれば問題なくても免疫力、消化力、吸収力が弱まっているときには十分注意が必要です。
さらに胃酸過少は胃酸過多の原因になるとも言われています。消化されずに残っている食べ物に菌が繁殖し、胃酸過少のために殺菌効果弱まっているために、次第により多くの酸を胃は分泌しようとするのです。
胃酸過多は食道、腸はもちろん胃自身を傷つけてしまうので、十分注意が必要ですね。胃潰瘍の原因にもなります
胃酸の殺菌能力が低下するのを補うために過多に成ってしまう
冷たいものを飲むと腸が冷やされるのでなるべく冷たいものは飲まないようにしましょう。腸管造血系(GALTを始めとする消化管の栄養素吸収系)がダメージを受けます。
分泌されにくくなる原因
たくさんのいろんな要因が積み重なって起こってしまうことなので、考えられる要因をいくつか挙げて行きます。
- ストレスを溜め込む傾向に在り、なかなかそれを発散出来ない
- 睡眠する時間が不規則
- プレッシャーを感じる場面が多い
- 暴飲暴食をしてしまう
上記が胃酸過少を招く原因です。また胃薬の飲み過ぎでもなってしまうので十分注意しましょう!
胃薬は安易に飲み過ぎない
ほとんどの胃腸薬の薬は胃酸の分泌量を減らす作用があります。そうすることで胃酸の逆流を防いだり胃荒れの悪化を防止します。
一時的に薬を服用する事は良いのですが、常用的に服用してしまうと胃酸過少に陥ってしまうので十分注意してくださいね。
逆流性食道炎の原因は胃酸過多ではありません。この病気は再発率が非常に高いのには、皆さん薬を飲めば簡単に治る!と思っているからなのです。
対策
さきほど「分泌されにくくなる原因」のところで述べた原因に注意して生活を整えることとともに、もしあなたが現在胃酸過少であるならば食事した後に「酢」を少量飲むと良いです。
消化不良を防ぐことが目的なのですが、酢を摂取すると消化と吸収のお手伝いをしてくれるのです。
食事が身体を作ってします。自分の好きなものばかりを食べるのではなく、胃のことも考えてみるとよいでしょう
消化の良いものを食べる
しっかり改善しないと口臭の原因にも成ってしまいます。
- 食品添加物入りは避ける
- 無農薬の野菜を食べる
- 肉を食べるなら、豚肉や鶏肉にする
- 魚は産地を重視して食べる
- 食材の部分部分ではなくて、全部を食べるようにする
- 砂糖は控える
- 水は良いものを厳選するか、浄水器で必ず濾過する
- フッ化物が入っていない歯磨き粉を使って歯磨きする
- スナック菓子、ファストフード、ジャンクフードは控える
- トクホ商品の飲み物は飲まない
- コンビニで売っているものは食べない
- 牛乳や乳製品は控える
- トランス脂肪酸は摂取しないように気をつける
- 電子レンジはなるべく使わないようにする
適切な食事を心あげましょう。食生活を見直すだけでかなり改善されるはずです。
小麦、大麦、ライ麦などに含まれるたんぱく質であるグルテンは自己免疫疾患を引き起こす危険性が高い。