知ってた?逆流性食道炎は大まかに3つの原因が作用することで起こる!!
逆流性食道炎はたった1つの原因によって起こるものではありません。
逆流性食道炎は複数の原因が相まることで発症する病気。
その原因というのはいくつもあるのですが今回は簡単に大まかに3つの原因についてお話していきます。
いつまでも逆流性食道炎が治らない理由はその理由を知っていない・その原因の改善策をしていないからです
ご安心を、あなたの逆流性食道炎は私が治します。
消化酵素が胃酸に多い
消化酵素ペプシンというものをあなたは聞いたことがありますか?
これは胃酸に含まれるもので主にタンパク質を分解してくれるものなのです。お肉などに含まれるタンパク質を体が吸収しやすい形に変容させることは大切なのですが、
このペプシンが胃酸に多く含まれる人は同時に食道も一緒に消化したり傷つけたりするようになります。
逆流性食道炎に苦しめられている人は往々にペプシンが多く分泌されているというデータもでているのです。
下部食道括約筋が緩んでいる
食道と胃を繋いでいる部分でこの筋肉が緩んでしまうことによって胃の内容物が逆流しやすい構造になってしまいます。
ここの部分なのですが、ぎゅっ!と健康的な人なら締まるのですが、逆流性食道炎の人はこの締まる力が弱くなっていると言えるでしょう。
収縮する力を強めないことにはだめですよね。
姿勢が悪かったりベルトをキツく締め過ぎているなど腹圧が高く掛かっている人や高年齢者は下部食道括約筋が緩くなるので覚えておいてくださいね。
⇒下部食道括約筋を鍛える方法!!やれだけでも胃酸の逆流を防ぐ効果があります
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腹圧が高くなる要因
- 便秘状態
- 加齢・高齢
- ベルトを締めすぎる
- 体脂肪が多い
- 踏ん張ったり、急に力を入れたりする
- デスクワークが多い
- 寝方が悪い
あまりにキツくしまっていると飲み込んだ食べ物が詰まってしまい嘔吐する原因となります。
なにかを飲み込んだ時に一時、緩くなってそれ以外はぎゅっ!と締まっているという構造を維持することで弁の構造になるというわけですね。
下部食道括約筋の筋トレをしすぎることで締まりすぎることにはならないので安心してくださいね
胃酸が長い時間食道内に留まってしまう
胃酸が掛かった瞬間にそれを振り払うことができたら、掛かった瞬間に胃酸を薄めることができることができたら繰り返し炎症することにはなりませんよね。
もしこれが長時間・長期間胃酸が食道の細胞にまとわりつき続けていたらすぐに逆流性食道炎を発症させてしまうと思います。
長期間ずっと絡み付いくことにはありませんが、長時間そこに停まってしまうことは実際にあります。
胃酸は強い消化効果があるので少しでも掛かってしまっただけで目には見えにくいかもしれませんが粘膜は少なからず炎症し、その部分の神経が抜き出しになる危険性があるんですよね。
もちろん胃酸が逆流してしまったときにそれを再び胃のなかに押し込む装置みたいなものも体に備わっているんですよ!
その防御装置は食道自体の運動(食道の蠕動(ぜんどう)運動という)です。
私たちは口に食べ物を運んでそれを飲み込むだけでスムーズに胃へと運ばれるということにはなりません。
食道自体が収縮運動を繰り返すことで胃の方へ流れていくのですが、これは体が無意識的にやっていることなので言われてみないと全然わかりませんよね。
唾液は効果的に粘膜を保護してくれる
あまり知られていないかもしれませんが、唾液を分泌させてそれを飲み込むことで粘膜をなんと保護してくれるのです。
食事の後に逆流することが多いとおもうのですが、食道の細胞にひっついた胃酸に唾液(中性)が掛かるとそれが中和させて無害に等しくなるのです。
なので積極的に口のなかでベロを動かしたり唾液が分泌されるようにガムを噛むことは逆流性食道炎には有効なんですよね。
例えるならバリアを張ってくれるようなイメージ。
これらの発症原因が合間って、逆流性食道炎の症状を感じるようになります。
- 逆流性食道炎の症状
- 喉のイガイガ、気分の低下、肩こり、腰の痛み、味覚障害、血行障害、口内炎、喘息、止まらない咳、前胸部の違和感、下痢、便秘、不眠、血便、めまい、頭痛
まとめ
- 消化酵素が胃酸に多い
- 下部食道括約筋が緩んでいる
- 胃酸が長い時間食道内に留まってしまう
逆流性食道炎を発症させてしまう大まかな原因は3つあることがわかりましたね。
ほかにもいろいろあるのですが、知識としてこれくらいは抑えておくと日常生活に少し変化を感じられるのではないでしょうか?
ご安心を、あなたの逆流性食道炎は私が治します。
<症状に関して>
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