逆流性食道炎が朝にキツくなる人へ〜寝ている間に逆流を防ぐ方法〜
逆流性食道炎に悩まされている方で
朝起床すると胸や喉に違和感をおぼえることはありませんか?
これはなぜなのか?
そしてどうすれば解決・予防・少しでも症状を和らげることはできるか?
今回は朝というテーマで話していきます。
特に寝る方法を変えると症状が緩和されますよ。
そもそもなぜ朝に胸焼けを感じてしまうのか?
逆流性食道炎を患っていると朝起きたときに
- 胃もたれを感じてしまう
- 喉が痛い
- 口の中が苦くて気持ち悪い
- 食道のあたりが炎症しているように感じる
- 食欲がなく体調が悪い
これらの症状に悩まされることがあります。
夜横になって寝るかと思いますが、
横になることで胃酸が食道へ流れ込んでしまいやすくなるので朝起きたときに不調を感じるように成るのです
食道や喉はそれを上手に処理して吸収することができないので胃酸が残りやすくなってしまいその部分が炎症しやすくなるために朝に不調を訴えてしまうのです。
喉の痛みを感じている方は症状が進行している証なので十分に気をつけてくださいね!!
正しい寝方とは
朝起きた時にツライ想いをしないためには、
寝る時には横を向かないで体をまっすぐするようにしてくださいね。
他の逆流性食道炎のサイトでは
「寝る時はなるべく右を横にして寝るようにしてください」と言っているものもありますが
それは間違っています。
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逆流性食道炎を寝ている間に悪化させないためには、どうすれば良いのかお話しします。
昼間は脂っこいものを食べても夜は野菜や魚といったような消化に優しいものを意識して摂取することをお勧めします。
いきなり食生活を見直してしまうとストレスを感じるようになり、継続して「治療」することができないのでまずは夜だけでも健康的な食事にしてみましょう。
また夜遅くまで起きていると、胃に悪いので睡眠のリズムを整える必要があります。
ストレスを感じると脳から胃に対して「胃酸を出せ!」と命令するために日々の生活ではタバコを吸わない、リラックスできる時間を取り入れてみてください。
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朝に胸焼けを感じたときは
朝に胸焼けを感じたときは、アルカリ性の飲み物を飲むことをお勧めします。
アルカリ性の水やカフェインが入っていない緑茶がいいですね。牛乳でも良いですよ。
口や喉まで逆流している場合は食道に胃酸が掛かり続けているので
すぐに飲み物を飲んで、胃酸を取り除くようにしてください
炭酸水は辞めた方が良いですね。
飲み物が無い場合は自分の唾液でも構いません。唾液を飲むことで食道に掛かっている胃酸を中和させることができますし、食道を唾液で保護できます。
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寝ている時の胃酸逆流を防ぐためには、下部括約筋というところを鍛える必要があります。
たしかに胃酸分泌を減らすことは大切なのですが根本的な治療とはいえませんよね。
この下部括約筋を鍛えることで逆流性食道炎の原因を根から引き抜くことが出来るので再発するリスクが一気に下がるはずです。
朝だけではなく1日中、または食後に特に症状がツライ方は根本的に逆流性食道炎を改善させる必要があります。