ガスターD錠の作用と副作用とは??胸焼けや呑酸感に悩まされている人へ
逆流性食道炎の症状である胸焼け、呑酸感に悩まされている人なら、一度はガスターD錠を飲んだ経験はあると思います。
薬局で手軽に購入できますからね。
胸焼けや呑酸感をおぼえた時に、ただなんとなくガスターD錠を飲んでいませんか?
薬は体に影響を与えます。
- 飲む薬がどのような効果をもたらすか?
- どのような作用があるのか?
- どのような副作用があるのか?
服用する前にちゃんと知っておきましょう。服用している人も知っておきたいですね。
ご安心を、あなたの逆流性食道炎は私が治します。
どんな成分でどんな効果があるのか
ガスターD錠はファモチジンという成分から成り立っています。
「ヒスタミンH2受容体拮抗剤」に分類されるのですが、この「ヒスタミン」というのは脳内物質のことです。
この脳内物質が分泌されることによって、胃から酸が出るのですが、このヒスタミンの分泌を抑える効果があります。
逆流性食道炎は胃酸の過多が原因にもなるので効果は絶大というわけです。
胃の粘膜のバリアを強化したり新たに創り出すということではないので注意してくださいね。あくまで胃酸の分泌を減らすのがガスターD錠の目的です。
10mgと20mgの違いとは??
ガスター10とガスター20の違いはさきほど説明した主成分である「ファモチジン」の量です。
比較的にガスター10mgの方が軽い症状の方に処方させる事が多く、20mgの場合は症状が重いまたは長期的に患っている人に処方させる事が多いです
副作用と注意点について
もしあなたが病院で診察を受けてからガスターD錠を処方されたのであれば問題なく服用できます。
しかし市販の薬などで服用する場合は注意が必要です。
ガスターD錠に副作用については以下の通りです
-
ガスターD錠特有の副作用
- ビタミンの吸収が悪くなる
- カルシウムが減る
ガスターD錠を常用的に服用することや、効果を実感していないにも関わらず服用を続ける事は身体に悪い影響を及ぼしかねないので注意してくださいね
- 耳鳴り
- 不眠
- 左右鎖骨リンパの腫れ
- ムカムカ
- うつ病のような気分の低下
- 免疫力の低下
- 精神的に不安定
またガスターDを飲み続けるのは御辞めてください。
理由は、段々と胃酸分泌量が減って行き食べ物を食べたときにそれを消化できるほどの酸を分泌できないようになってしまうからです。
そうなってしまったら食べ物が胃の中で発酵してしまいます。
匂いもそうですし、消化吸収効率が一気に下がり、胃自体を深く傷つけることにもなりかねません。
ガスターは胃酸過多状態で胸焼けがきついと感じる方が飲むものであり、飲み続ける薬ではありません。飲み続けるための開発された薬ではないことを覚えておいてくださいね。