逆流性食道炎は死亡率40%を超える食道ガンを引き起こす!放置はするな
食道ガンは非常に恐ろしい病気です。
日本人のガンが原因で死亡する人は肺のガンが最も多いと言われていますが、食道ガンは二番目に多いのです。
しかも毎年に約10万人もの人が食道ガンが原因となって死亡しています。
食道癌は「頸部食道ガン」「胸部食道ガン」「腹部食道ガン」の3種類に分けられる。
逆流性食道炎から成りうる食道癌は「胸部食道ガン」が最も多い。
主な原因はピロリ菌の発生
食道ガンを発症してしまう主な原因はヘリコバクターピロリ菌です。聞いたことはある方は結構多いのではないでしょうか?
このピロリ菌が原因となって他には
- 胃潰瘍
- 胃がん
- 胃縮小
- ポリープ
- 機能性胃腸症
これらの病気になりかねません。
ビロリ菌は子供のころに感染して大人になってから発症すると言われていますが、どんなメカニズムで人間の体に悪さをするのかは現代医学でも解っていないのです。
感染は防げないにしてもヨーグルト飲料水などで「予防する」ことはできる
検査の仕方は大きく分けて2種類ある
ピロリ菌の検査の仕方は大きく分けて2種類あります。
1つは内視鏡を用いた方法で、
①胃の中のアンモニアの量を調べる方法(ピロリ菌はアンモニアを体外へ放出します)
②切り取った食道の組織を培養してピロリ菌を発見する方法
内視鏡を用いない方法としては
①血液検査
②尿素呼気試験。
→検査薬を飲んでから息をビニールぶくろに「ふぅー」と吐き、その吐いた息にピロリ菌がいるか調べる方法です。
内視鏡を用いない方法は簡易的な方法なので、もし検査して引っかかってしまったら内視鏡の検査に移ります。
逆流性食道炎との関係
逆流性食道炎が原因と成って食道ガンになるリスクは高いです。
逆流性食道炎が悪化し、食道に胃酸がかかり続けることで、食道の細胞の一部が胃の細胞と変化してしまうのです。これはバレット食道と呼ばれていますが、このバレット食道から食道ガンが引き起こされます。
バレット食道から食道ガンになる確率は40%以上なので、非常に高いと言えますね。バレット食道にならないためには、まずは逆流性食道炎を改善させる必要があります。
逆流性食道炎の三大症状に苦しんでいる方は注意
- 呑酸(胃酸が口元まで逆流して感じる不快感)
- 嚥下障害(のどがつまり、食物が飲めなくなる)
- 胸焼け
特にこれらの症状に悩まされている方は注意してください。
他にも
- 逆流性食道炎の症状
- 喉のイガイガ、気分の低下、肩こり、腰の痛み、味覚障害、血行障害、口内炎、喘息、止まらない咳、前胸部の違和感、下痢、便秘、不眠、血便、めまい、頭痛
このようにたくさん症状があります。逆流性食道炎になってしまうということは体全体で健康被害が出ていることを忘れないでくださいね。
バレット食道かどうかは内視鏡検査で検査するのが一番確実な方法だと言えます。
後悔は後にしかできない
あなたは食道癌と宣告されたいですか?
ピロリ菌なら簡単に除去することができますが、逆流性食道炎が原因の食道癌となるとちょっと話は変わっていきます。あなたが今症状として感じている逆流性食道炎があなたの死を招くのです。
大げさに聞こえるかもしれませんが、真実です。
現に逆流性食道炎を甘く考え、「また放置していれば治るかな〜」と安易に思い、放置した結果としてガンを宣告された方もいます。
残された家族、もっといろんなことをしたかったという後悔。
全てあなたが引き起こす結果です。
私は立場として言いますが、「病気は甘く見ない」。真摯に向き合って逆流性食道炎を治してください。
大丈夫。あなたの逆流性食道炎は私が治します。