逆流性食道炎を放置したら?症状は悪化し内部出血さらに最悪ガンで死に至ることも

今回は逆流性食道炎を放置してしまったらどんなことが起こるのか?について話します。

症状が軽い場合はでも放っておくと、すこしずつ悪化していきますし、
重症化しているならなおさら気をつけていかなくてはなりません。

今回は放置した結果、どのような事態が発生するかを詳しく話します。

一番良くないのは、「治った」と思い込む

7.18.37

逆流性食道炎には必ず原因があります。

病院で逆流性食道炎と診断されたり、逆流性食道炎の症状が出ているのにも関わらず放置することはよくありません。

一番ダメなのは、「間違って治ったと思い込む」ことです。

原因があるから、病気になっているのに原因を改善しないでムリしたり、放って置くとドンドンと逆流性食道炎は進行していきます。

逆流性食道炎は体の表面に出るような外傷ではないため、自分で確認しにくい病気です。

なので症状が出ない日があると、「もう治ったのかな!」と思うようになります。

正しい知識をつけて、治療していて2年以上症状が出なくなったのならば、治ったと安心しても良いのですが、
そうではないなら安心してはいけません。

治ったと思って、楽観視していると病気は悪化し症状も重くなっていくので、注意してくださいね。

放置してはいけません。しっかり正しい治療をしていきましょう。

病院で処方される薬を飲んでも悪化していく理由

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逆流性食道炎は放置して、治る病気ではないと先ほど話しました。

放置は悪化につながります。

また病院の薬を飲んでも逆流性食道炎は悪化していきます

その理由は逆流性食道炎として診断されて処方される薬は「胃酸の分泌量を減らす効果しかない」ためです。

薬一覧

  • プロトンポンプ阻害薬
  • H2受容体拮抗薬(H2RA)
  • ネキシウム
  • タケキャブ
  • オメプラゾール
  • 食道粘膜保護薬
  • 中和剤マグテクト内服液

胸焼けを感じた時に薬を服用すればいいじゃん!と思い、胃酸の量を減らす目的で服用すれば少しは症状が軽く成っていくような感じがしますよね。

食道粘膜保護薬を飲んでも、一旦は良くなるように感じますが根本的な治療ではありません。

私もこの病気や胸焼けで苦しめられていたときには病院にいき、薬を処方してもらっていました。

でもたとえ毎日しっかりと服用したとしても時間が経過すると徐々に薬が効かなくなり症状は悪化していきます。

症状の根本を捉えているわけではないので、結果として放置している場合は、なんら変わりありません。

【症状1】食道の壁がどんどん胃酸に蝕まれて行く

逆流性食道炎を放置していったら、症状が悪化していくのですが、具体的にどのような症状になっていくのか?を話していきますね。

胃酸に含まれる3つの酸

  • 消化酵素(ペプシン)
  • 塩酸
  • 粘液

これらの成分で構成されているのですが胃酸は非常に酸の力は強いんです。

想像してみればわかるとおり、
固いお肉や飲みものをたくさん食べたり飲んだりしてもそのすべてを胃は消化してくれます。

もたれたり胸焼けすることもあるのですが、いままで健康的に生活できているのも生命維持を支えてくれる消化器官のおかげですよね。

その胃酸は逆流し食道に侵入すると食道の細胞はドンドン死滅していってし舞います。

死滅したら皮膚が捲れたようなこすれたような状態になるのですが
その状態は顕微鏡を使ってはじめて見ることができます。

逆流性食道炎を放置していき進行していくと内視鏡で黙視しただけではっきりと症状はわかるようになります。
(目視の検査では見えないケースもある。これを非びらん性胃食道逆流症という)

食道部分に傷や潰瘍ができてしまうとそこから

  • 胃酸
  • 食べ物
  • ばい菌

これらが侵入しやすくなります。

ただ人間の抗体として機能してくれている白血球は不審物が侵入しないようにしてくれます。

このような、
胃液で傷ができる不審物が侵入しやすくなるそれを守るために白血球が助けてくれる

医者
この流れを炎症を呼びます

白血球が戦ってくれるのですが侵入物からの攻撃はあるので、
傷が深くなったりその炎症部分の範囲が広がることは当然あるんですよね。

炎症が起こると保護膜が薄くなっていきます。

    保護膜が薄くなると感じやすくなる症状一例

  • 胸が苦しい
  • 喉がイガイガする
  • みぞおちが痛い
  • 背中に痛みが感じる

いままでは粘膜が保護してくれた刺激に敏感になります。

【症状2】胸焼けの頻度が高く成る

食道潰瘍

逆流性食道炎を放置し、悪化していくことで胸焼けの頻度が高くなり、痛みは増します

胃酸が逆流しやすくなり、食道の細胞が弱まっていけばその分、刺激に対して過剰に体は反応してしまうのです。

痛みの強度は強くなり、その頻度が高くなれば、
他に健康被害を起こるようになりますし、体の衰えを感じるようにもなります。

自覚症状として胸焼けが以前よりも酷くなっていると感じることはないですか?

もしそうならば、
きちんとした知識を付けて、逆流性食道炎を改善していく必要があります。

【症状3】背中に痛みが出てくる

逆流性食道炎と背中の痛みの関係性を知っている人は少ないです。
背中にはたくさんの神経が通っていますよね。

こみ上げて来る胃酸が喉元から胃を繋いでいる食道を溶かしたり炎症をさせていきます。

そうなると結果的に、食道の神経が過敏になります。

神経が過敏になることによって背中の神経がそれに反応をしてしまうために背中に痛みを感じる!わけです。

たとえば逆流性食道炎の症状に『空咳』というものがあります。

これは痰やなにかが絡んでいるわけでもないのにも関わらず咳を止めることができない!というものなのですが
これも食道が炎症することで過敏となった神経が反応することで起きます。

背中の神経も食道と連動・連結をしているために
逆流性食道炎という一見関係ないように思える病気の症状に背中の痛みを感じることがありますよ。

医者
時より感じる背中の痛みは逆流性食道炎が引き起こしているかもしれませんよ

【症状4】より痛みが鋭くなり咳が出る

背中に痛みを抱えているということは食道が炎症をしている・し続けている!
ということですよね。

つまりこれを放置してしまうと余計に悪化する危険性があります。

食道は身体の内部にあるので手術以外で覗けません。しかし背中に痛みを感じているのであれば間違いなく悪化をしているということです。

さらにその頻度や痛みが増しているのであれば余計に逆流性食道炎が悪化していると疑って間違いないでしょう。

みぞおちも痛くなる可能性

逆流性食道炎が原因で背中が痛いのであればみぞおちも痛くなるでしょう。

食道の炎症の範囲は非常に広がりやすいですし、薬だけ飲んでも根本を克服しない限りあまりよくはなりませんからね。

みぞおちの痛みがきつくなったり痛くなる頻度が多くなったりすると余計に生活がしにくくなってしまいます。

食べたいときに食べたいものを食べることは難しくなる前に健康障害がでない前にしっかりと克服したいですよね。

潰瘍や出血が起こることがある

絵の具

胃酸で食道が傷ついたら細胞は修復活動を行います。

しかし修復活動にも限界があるので、潰瘍ができたり、とくに出血をすることもあります。

食道潰瘍

食道潰瘍

“医者”左
なんとも痛そうですよね。逆流性食道炎を放置したらこうなります

粘膜が剥がれ落ちているようにも見えるのですが血管をも胃酸が溶かすことで出血することもありますし、
その血を口から戻してしまうこともあるのです。

血が腸に入り、栄養素のカスと混ざることで血が混じった便がお尻から出て来るようにもなりますよ。

傷痕が残ることもある

綺麗に胃酸が食道まで逆流してくる経路・通路を塞いだとしても一度傷ついた粘膜が完全には元に戻らなくなることがあります。

身近な例だと、走っているときに激しく転んだり、
なにかの病気に掛かって手術した時にはその痕跡が残ることがありますよね?

逆流性食道炎をもし悪化しているのに我慢したり、根本的な解決方法を実践しないと傷痕がはっきりと残ることがあるのです。

“医者”左
痕跡のことを憊痕(はいこん)といいます

痕が残ることによってどんどん食道の幅が狭くなることがあるので、呼吸がしにくくなったり食べ物が詰まりやすくなるので注意してくださいね

食道で引っかかると痛みを感じますし、
つっかかった食べ物を吐き出そうと嘔吐を繰り返してしまうことがあるので注意してください!

嘔吐することで余計に炎症が起こりやすくなり逆流性食道炎を進行させることになりますからね

死亡はしないがガンを引き起こす

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逆流性食道炎を患い、放っておいたとしても死亡することはありません。しかしこの病気が引き金となって他の病気を併発することは多くあります。

代表的なのは食道ガンです。

食道ガンは近年患者数が増えてきており、昔と比べると若年層の患者数が急増しているのです。逆流性食道炎によって食道が傷つき、修復することが難しく成った結果として食道ガンを引き起こすことは十分にあるのです。

放置しておくとバレット食道(粘膜)になり食道ガンを引き起こすことがある

逆流性食道炎を繰り返していると、食道の細胞が胃の粘膜と同じように変化していく。

これをバレット食道(粘膜)と呼ぶ。

なんとアメリカでは食道ガンになる原因のなんと100人中80人はこのバレット食道(粘膜)だというデータもある。

近年日本でも逆流性食道炎患者が急増しているので食道ガンの原因となる要因、第1位が逆流性食道炎から引き起こされるバレット食道になる。

胃酸の逆流によって食道の一部が「胃」に変形したり、胃と食道の間の食道裂孔という部分が背骨のヘルニアのようにすこし飛び出てしまう食道裂孔ヘルニアという病気や、

バレット食道になってしまうことで食道がんにかかる危険性は増大してしまうのです。

バレット食道

↑このように少し赤みがかかっていますよね?
これは食道の写真なのですが、たくさん胃酸が掛かってしまうことで赤みが出てしまうのです。

このバレット食道が悪化して食道がんを発症されてしまった場合は、
5年以内の生存率はわずかに25%以下であるために危険な病気だといえます。死亡率は75%ということです。

しかもバレット食道になってもなかなか自覚症状がないために
発見までに時間がかかりその間に食道がんとなってしまうケースが多く報告されています

なので逆流性食道炎の症状を感じたらすぐに治療に励む必要があります。

食道ガンの症状

  • 背中や胸に痛みを感じる
  • 食べ物を飲み込むのがツライ、またはできない
  • 吐き気を感じることがある
  • 声がかすれており、乾いた咳をしてしまうことがある
  • 飲み込んでから胃に食べ物が送られるまでに時間がかかっているような感覚がある
  • 嚥下障害(のどがつまり、食物を飲み下すことが困難になる)
  • 食道の蠕動(ぜんどう)運動の低下

まとめ

  • 【症状1】食道の壁がどんどん胃酸に蝕まれて行く
  • 【症状2】胸焼けの頻度が高く成る
  • 【症状3】背中に痛みが出てくる
  • 【症状4】より痛みが鋭くなり咳が出る
  • 潰瘍や出血が起こることがある
  • 死亡はしないがガンを引き起こす

今回は逆流性食道炎を放置したらどうなるのか?について話していきました。

放置しても治ることはなく、症状はドンドン悪化していきます。しばらく、調子が良かったら治る!というものではありません。

逆流性食道炎を引き起こしてしまう原因を知り、それを根本的に改善していかないとバレット食道を引き起こし、結果的に食道ガンになってしまう恐れがあります。

もし悪化しているような自覚症状があるならば、すぐに改善することを強くお勧めします!

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