逆流性食道炎が治らないのは腹圧が高いから!腹圧に詳しくなって症状を改善しよう

逆流性食道炎に悩まされている方のほとんどが腹圧が高い傾向にあります。

腹圧とはなんなのか?またどのような行為や生活習慣が腹圧を高めてしまうのか?

最後に簡単にできる腹圧の下げ方について話しています。

腹圧が高いと逆流性食道炎は治りません
女性
薬を飲んでも逆流性食道炎が治らない人は腹圧高い傾向にあると聞きました

医者
腹圧と逆流性食道炎は大いに関係ありますよ!腹圧が高いと胃酸が逆流しやすくなります、

”腹圧”を図で説明

お腹を凹ます
逆流性食道炎を薬で治療しようとする人は非常に多いのですが、
困ったことに病院に行っても、そしてどんなに強い薬を服用しても治らない人は治りません。

それには原因がきちんとあります

プロトンポンプ阻害薬(PPI)という強い薬を8週間服用しても治らない人は難治性逆流性食道炎と診断されるのですが、これは国から特定疾患と認定されており、治すことが難しい!と国が認めているということです。

ではどうして治すことが難しいのか?それには腹圧が関係しています。

腹圧が強くかかることによって
腹圧の図

このように縦に圧迫させることで胃と食道を隔てている括約筋が緩くなるのです。

その部分を下部食道括約筋というのですが、この筋肉が衰えることで逆流性食道炎が発症されます。

逆流性食道炎と診断され、薬が処方されたとしてもそれは胃酸分泌量がただ減るだけなので問題の解決には至らないですよね。

胃と食道を結ぶ噴門(ふんもん)が緩んでいるときに高い腹圧がかかることで、食道裂孔ヘルニアを作ってしまいます。

食道裂孔ヘルニアは摘出手術を受けないといけません。

他にも食道狭窄症、胃機能低下症、のどの痛みや慢性の咳嗽性疾患、嚥下障害(のどがつまり、食物を飲み下すことが困難になる)を招く危険性があります。

肥満体質の人は注意

腹圧が上がってしまう、主な要因としてあげられるのは「お腹周りの脂肪」です.

姿勢をまっすぐしていても、脂肪分で胃が横から圧迫されるので、結果的に腹圧を高くしてしまいます。

近年はとくに食事が欧米化してきているので肥満体質な人も増えてきましたね。

逆流性食道炎の患者数が増えてきているのと若者の患者も増えてきているのは、太りやすい現代社会の食事事情が関係しています。

体脂肪率25%以上は危険サイン

肥満の方は一般の人よりも空腹感をおぼえる組織、満腹中枢の感度が低くなってしまうことにより、
たくさん食べてしまう傾向に在ります。

たくさん食べてしまうことにより代謝や運動で消費するエネルギー以上の「蓄え」をしてしまうことで

脂肪に変化させてしまうのですが、溜まった脂肪は胃を圧迫してしまうのです。

胃と食道は「括約筋」という蓋があるおかげで、胃酸の逆流を防ぐことができるのですが、
肥満の方の胃は常に圧迫されているので、この「括約筋」が緩んでしまうのですね

<関連記事>
逆流性食道炎患者のための食事指導!〜食べ物から食べ方まで〜

逆流性食道炎に悩まされており、少しでも肥満体質を治していきたい方はこちらの記事を参考にしてくださいね。

自律神経が乱れる

逆流性食道炎になると自律神経が乱れるようになります。

自律神経の乱れが引き起こす症状

  • 耳鳴り
  • 不眠
  • 左右鎖骨リンパの腫れ
  • ムカムカ
  • うつ病のような気分の低下
  • 免疫力の低下
  • 精神的に不安定
  • 運動能力の低下
  • 胃酸の過剰分泌
  • 下痢・便秘
  • 腹痛
  • 生理不順(女性の場合)
  • 頭痛

これらの症状を感じている人はいませんか?

腹圧が高いことが原因で自律神経が乱れることもあるので、十分注意してくださいね

便秘を放っておくと逆流性食道炎に成りやすい

女性
便秘に悩まされてから逆流性食道炎が発症した感じがします。便秘がこの病気と関連があるんですか?

医者
逆流生食道炎と便秘との関係はある!というのが結論です。

どうしてかというと便秘はなかなか便が出にくいというものですよね。

便秘に成ると食べ物を消化吸収するときに出される「ガス」と便が腸内に溜まるので、
腹圧が胃に掛かり、負担が増します。

逆流性食道炎に成ってしまう原因として腹圧が掛かりすぎて、
胃と食道を隔てている噴門(ふんもん)が緩く成るなることで胃酸が逆流していきます。

この噴門は「弁」構造に成っているので、噴門が緩くなると

ドンドン胃酸や消化途中の食べ物が食道や喉に逆流し、それが食道ガンの直接的な原因となるのです。

便秘の種類は複数在る

便秘気味
便秘には大きく分けると

  • 器質性便秘
  • 機能性便秘

この2種類あります。
器質性便秘は胃腸がもともと悪いことが直接的な原因で起こるもので、機能性便秘は生活リズムの乱れによって起こるものです。

また機能性便秘は

  • 弛緩性
  • 痙攣性
  • 直腸性
  • 食事性

さらに分けられます。

弛緩性
腸が弛緩しているために便を腸内からお尻の方面に押し寄せることが出来ないタイプ
痙攣性
腸が細く成ってしまうために便がなかなかスムーズに通ることができないので便が腸内に溜まるタイプ
直腸性
腸内の中にポコリと空間ができてしまうため、便が外に排出されず腸内に弁が詰まるタイプ
食事性
繊維質が少ない食事を摂取し続けることでなる。またダイエットなど食事の量が少ない人も食事性便秘になる

このように便秘の種類には大きく分けると2種類。機能性便秘はまた4つに分けられます。

下痢を放っておくと逆流性食道炎に成りやすい

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下痢も腹圧を高めてしまう要因として考えられます。

下痢などが原因で腹圧が高く掛かってしまうと、
その「弁構造」が次第に壊れて行く、食べ物は逆流しないのですが、水分は戻ってきやすくなります。

胃に一度溜まった水分には胃酸が含まれているために、それが逆流することで逆流性食道炎を悪化させる恐れがあります。

下痢・便秘ともに腹圧を高めてしまうので治すようにしましょう。とくに女性は下痢・便秘に悩まされやすいので注意が必要です。

姿勢が腹圧を高めていることもある

正しい姿勢でまっすぐにしているのならいいですが、知らず知らずのうちに腹圧を高めてしまう姿勢をしている場合があります。

とくに前のめりになる姿勢は非常に腹圧を高めてしまう恐れがあるので注意してください

前のめりになりやすいシーン

  • デスクワークをしている時
  • バイクに乗っている時
  • 椅子に読書をしている時
  • 前のめりになって食べ物を食べている時
  • 椅子に座りながら人と話している時

前のめりになると腹圧は高まっています。

何かに集中している時は、人間は前のめりになりやすい傾向になるんです

腹圧を高めてしまうその他の要因とは

解答者の写真
腹圧が掛かる原因には以下のようなことがあります。

腹圧が掛かる原因

  • 猫背などで姿勢が曲がっている
  • 食べた後にすぐに横になる
  • 便秘や下痢を繰り返している
  • 胃酸過少で食べ物が胃の中にずっと残っている
  • 便をするときに踏ん張りすぎてしまう
  • ベルトをきつく締めすぎている
  • お腹周りに脂肪がたくさんついている

これらは腹圧が掛かる原因です。

このような原因はすぐに改善することはできずに、
逆流性食道炎で苦しんでいるなら日常生活を少しずつ改善させていくべきです。

また私は病院の薬を否定しているわけではまったくないですが、患者さんのなかには

「薬さえ服用すれば大丈夫だろう」
と鷹をくくっている人がおり、逆流性食道炎を放っておくと食道ガン、気管支炎を患う結果となり苦しみます。

後戻りができない病気にかかった場合、家族に打ち明けなくてはなりませんが、それは非常に心が痛みます。

病院の薬では胃酸の分泌量を減らすだけの効果しか期待することはできないので、
しっかりと腹圧を下げることの大切さを忘れないでください

腹圧を下げる簡単な3つの習慣

腹圧を下げる簡単な3つの習慣は以下の通りです。

ベルトをキツく締めすぎないようにする
お腹周りの脂肪を減らすようにする
姿勢が悪い場合は正す

たったこれだけ。
たったこれだけですがめちゃめちゃ大切なんですよ。

また腹圧が高くなったことで、「開いた弁を締める」ためには
胃と食道を隔てている筋肉「下部食道括約筋」を鍛えることをオススメします。

女性
ではどうやってその筋肉を鍛えればいいのですか??

続き
下部食道括約筋を鍛える方法!!これだけでも胃酸の逆流を防ぐ効果があります

“逆流性食道炎が治らないのは腹圧が高いから!腹圧に詳しくなって症状を改善しよう” への1件のフィードバック

  1. 奥野満智子 より:

    食事をすると痰が、のどに絡む非常に苦しい
    内科に受診して去痰、せきの薬を処方、服用しても、耳鼻咽喉科に行って、ネブライザ-をしても効果無し早く良く成りたい

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